人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大阪梅田 整体院 GRAN SPACE からだブログ

『全身の関節』背骨の要点 3

『全身の関節』背骨の要点 3_e0284739_19172169.jpg
『全身の関節』背骨の要点 3_e0284739_21544981.jpg
背骨の要点 【項目】
1(その1) 背骨の働き,背骨の湾曲,背骨の歴史 
2(その2)  背骨の構造
3(その3 今回)  背骨の疾患
4(次回予定)背骨の問題は全身の症状に


【背骨の疾患】
背骨がテーマなので筋筋膜性の問題は別の機会に。


椎間板ヘルニア
椎体(背骨の本体部)と椎体の間でクッションの役割
をしている椎間板に繰り返し無理な力がかかり、外
に膨らんだり突出して神経根を圧迫。
頚椎では主に上肢の痺れ・痛み・筋力低下、腰椎で
は腰痛、下肢の絞れ・痛み・筋力低下。
画像診断で椎間板ヘルニアが確認されても無症状の
場合もある。膀胱直腸障害は早急に手術が必要。


脊柱管狭窄症
椎体と椎弓に囲まれた脊柱管が狭くなり脊柱管内を
通る脊髄(脳に繋がる神経の中枢)や馬尾(神経)が圧
迫を受けたり、脊髄から分枝した脊髄神経の神経根
が圧迫を受けて神経症状が起こる。
腰痛や下肢の痺れや痛み、間欠跛行(継続歩行が困
難、座って腰を丸めて休むとまた歩ける)の症状が
特徴。進行すると膀胱直腸障害も発症。
脊柱管を圧迫する要因は黄色靭帯の肥厚、椎間板
ヘルニアの後方突出、棘骨など脊椎の変形、椎体の
ずれ、などがある。


腰椎分離症
脊椎後方の椎弓板で疲労骨折が起こり、椎間関節や
筋肉と椎体が分離し腰椎は不安定化し腰痛の原因に
なる。成長期のスポーツでなりやすい。

腰椎分離すべり症
分離症によって不安定化した椎体が前方ずれる。


腰椎変性すべり症
椎間板の変性や椎体の変形で椎体が前方にずれる。
40~50代の女性に起こりやすい。

変形性脊椎症(変形性頚椎症、変形性腰椎症)
脊椎や椎間板に強い力がかかり続け、椎体が変形し
骨棘などが突出し、脊柱管の狭窄や神経根圧迫を起
こすと、上肢や下肢の痛みや痺れの原因になる。



後縦靭帯骨化症
椎体後面(脊柱管前面)の後縦靭帯が肥厚・骨化する。
脊柱管内の脊髄や馬尾(神経)を圧迫すると脊柱管狭
窄症を起こす。

黄色靭帯骨化症
脊柱管後面(棘間靭帯の前方)の黄色靭帯が肥厚、骨
化する。脊柱管内の脊髄や馬尾神経を圧迫すると脊
柱管狭窄症の症状を起こす。 難病指定。

椎間関節炎、仙腸関節炎
頚部痛、背部痛、腰痛、臀部痛、
デルマトーム神経支配分布に必ずしも一致しない痺
れを伴うこともある。



当院では上記のような症状に対して、その原因とな
っている筋収縮の弛緩や関節の歪みや動きの調整で
、多くのお客様に改善・緩和していただいています。



大阪 梅田 | 整体院 GRAN SPACE 
ホームぺージはこちらをご覧ください。













by granspace | 2019-09-30 22:05 | Trackback

【関節・筋肉・身体の使い方の超解説!】 関節や筋肉の構造や上手な使い方を詳しくわかりやすく解説しています。 医療従事者、スポーツ・ダンス・ヨガ・ピラティス・音楽など身体動作に関わる方におすすめです。
by GRAN SPACE
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

当院ホームページ入口はこちら

整体院グランスペース

検索

ブログパーツ

外部リンク

ブログジャンル

画像一覧